mossgreen_start
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苔を好きな場所に這わせる事を研究しております。苔玉もいいけど、形が崩れたり、腐ったり管理が大変。そこで考えたのが、焼き物(陶器)のオーナメントに這わせる 事でした。
まず、最初始めた事が苔の生態の研究
- 苔の種類
- 苔の繁殖方法
- 苔の好む環境
これが、いずれも多岐にわたっていました。スナゴケだと思っていたら、ギンゴケだったり、スギゴケだと思っていたら、スナゴケだったり見分けがつかない。ホウオウゴケという立派な名前のモノもあり、調べて山々を見て歩くといずれもとても綺麗。
結局、ギンゴケっぽいものを採取しました。日差しに強く、繁殖しやすく、環境が良いと緑が綺麗。
そして、次に手をつけた事が栽培。
- 木に這わせる
- 石に這わせる
- 木粘土に這わせる
- 観葉植物店にある緑のスポンジっぽいモノに這わせる
木は、失敗。石はツルツルだと失敗。木粘土は、木粘土が溶けて失敗。スポンジっぽいモノは成功。しかし、スポンジは痩せて変形し始めました。
やはり、水気が多い環境を維持するため石などの下地が良いという結論にいたりました。しかし、好きな場所に這わせるというのが難しい。苔は、ひっかかりがないと流れていきます。そして、天然の石を好きな形にするのは大変。
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砥部焼って石っぽい。
愛媛県砥部町には砥部焼という焼き物があります。愛媛育ちの私は砥部焼の窯元を訪問し、砥部焼の素焼きを譲ってもらう事を懇願。
その窯元「きよし窯」さんに、譲ってもらった素焼きが、うさぎの素焼きでした。
プロトタイプとして、苔を這わせたモノが写真のうさぎです。